◎バティック素材との出会い
中嶋紫都さんのウルシ素材の服がきっかけで縁の出来た
東京B’sカンパニーの依頼でインドネシアの本格的バティック素材
を使って 贅沢なお客様のご要望に合わせて
ジャケットを作る機会がありました

テーラーカラーを好まれるお客様が多く
エリをどのようにするか位しかデザインする余地がなかったのですが
個性の強い模様をどのように配置して 体型をいかに美しく見せるか
ということをポイントにシーチングの仮縫いフィッティングをしました

体型に合わせた服作りは 実際の体のサイズに合わせて作ると
体つきの欠点が強調される場合が多いので 野暮ったく見えないよう
欠点をカバーするように バランスを整えながら
お客様が素敵に見え 着心地の良い服になる様心がけました

本物の素材の持つ魅力のおかげで 私がそれまで避けていた
個性の強り素材に対する考え方が変わるきっかけになった
有意義なプロジェクトでした

※バティックの服の横に飾っているプリント素材は
今回の展覧会のために東京のM.H.様より特別にお借りした
インドネシアのコンテンポラリーアーティスト
アムリ・アーヤさんのバティック素材作品です

変わり前たて・スタンドカラージャケット
(インドネシア・バティック素材使用)

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